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1 行き先階登録方式では平均待ち時間がRTT/2になる
  名無しさん  2009-10-29 13:11   [返信]  [編集]

10階建てのビルにエレベータが2台設置されているとします。

出勤時には基準階を#1と#2が交互に出発しますが、
交通量が多くなると、#1が出発して#2が出発するまでの間に全ての行き先階(2階ー10階)の乗客が到着します。

#2はRTTを短くするために2階−6階の乗客だけを乗車させて出発します。その後#1が出発するまでの間にも全ての行き先階の乗客が到着しますが、

#1は、RTTを短くするために、先程#2に乗れなかった7−10階の乗客と新たに到着した7−10階の乗客だけを乗車させて出発します。

その後#2が基準階に戻ってきますが、#2が出発するまでの間にも全ての行き先階の乗客が到着します。

#2は、やはり、RTTを短くするために、先程#1に乗れなかった2−6階の乗客と新たに到着した2−6階の乗客だけを乗車させて出発します。

このように、#1と#2のそれぞれに乗車できる乗客の行き先階は固定化します。上の例では、2−6階の乗客は#2にしか乗車できませんし、7−10階の乗客は#1にしか乗車できません。そのために、平均待ち時間がRTT/2になります。

これは、台数が多い場合でも同様ですから、

NUCLEUSのように、RTTが短くなるように、予め行き先階を2台単位にまで分割しておいて、2台が全ての呼びに応答するようにするのが平均待ち時間短縮には最適です。
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