一般階でも乗降する場合の予想停止数

 

(1)予想停止数

 

基準階(1階)を除くサービス階床数をNとし、乗客の出発階を縦軸に乗客の行き先階を横軸にとると、乗客の出発階と行き先階の組み合わせは図1の乗降階モデルの升目の1つになる。

図1で濃い黄色はupの乗客に対応し、薄い黄色はdnの乗客に対応する。方向の同じ乗客だけが乗り合いするが、乗客数がr人の時、着目する乗客がi階で乗降する確率を考える。乗客の乗降階の組み合わせの数は、N(N−1)/2であるが、i階で乗降する組み合わせの数は黄緑色で示したN−1個になる。従って、一般階でも乗車する場合に任意のi階で着目する乗客が乗降する確率は(N−1)/N(N−1)/2=2/Nとなる。一方、基準階のみで乗車する場合に着目する乗客がi階で降車する確率は1/Nとなる(薄い水色)。一般階で乗車しない場合の任意の階での停止確率は、{1−(1−1/N)^r}であることは知られているが、一般階でも乗車する場合の任意の階での停止確率は、乗降しない確率は(1−2/N)であり、一人も乗降しない確率は(1−2/N)^rであり、停止確率は少なくとも1人が乗降する確率であり、{1−(1−2/N)^r}である。従って、一般階でも乗車する場合の予想停止数はN{1−(1−2/N)^r}となる。

 

from

 

 

 

 

 

 

 

 

 

N+1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

i

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1

2

3

4

5

i

7

8

9

N+1

to

 

図1乗降階モデル

 

(2)反転階

 

乗客の出発階と行き先階がi階以下である確率はi(i-1)/N(N-1)であり、

反転階がi階である確率は、{i((i-1)/N(N-1)^r-{(i-1(i-2)/N(N-1)^rである。従って、反転階の期待値は、

 

 

で求まる。